価格・機能・安心感で徹底比較!

ドライブレコーダー、今や“クルマの必需品”
あおり運転、もらい事故、過失割合等の自動車事故トラブル。
こうしたリスクへの備えとして、ドライブレコーダーの重要性が高まっています。

パイオニア株式会社が、「ドライブレコーダーの利用実態」と「ヒヤリハットに関する調査」を実施。ドライブレコーダーの設置率は63.8%に上昇。設置理由にはあおり運転などの自己防衛策として、ドライブレコーダーの設置率が高まっていることが明らかになりました。

実際、映像が「あるか・ないか」で事故後の対応や補償に大きな差が出ることも。
今やドラレコは、安心を記録する“第二の目”として、多くのドライバーに選ばれています。
そんな中、「市販のドライブレコーダーを買うべきか?」「それとも保険会社の特約を利用すべきか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、市販品と保険会社のドライブレコーダー特約の違いを、【価格】【機能】【安心感】の3つの観点から徹底比較。
最後には、どちらがあなたのカーライフに合っているかが見えてきます。
比較①|価格面の違いとは?市販と保険特約のコスト感
ドライブレコーダー選びで最初に気になるのは「コスト」です。
市販のドラレコは、安価なもので5,000円前後、ハイスペック機種になると3万円以上するものもあります。さらに、取付を業者に頼むと、5,000〜20,000円程の工賃が必要になります。
これに対して、保険会社のドライブレコーダー特約は「月額500〜1,000円程度」で利用可能。初期費用ゼロで導入できるため、「買う」より「始めやすい」のが大きなメリットです。
さらに注目すべきは、機器のメンテナンスや故障時の交換対応も保険会社が負担してくれるケースが多いこと。万が一の故障や不具合でも買い直す必要がなく、継続的に最新機能を使えるのはコスト面での大きな利点といえるでしょう。
比較②|機能面の違いとは?見えない“安心機能”に注目
市販のドライブレコーダーは、高画質・広角レンズ・夜間撮影・GPS搭載など、年々高機能化が進んでいます。中にはスマートフォン連携やクラウド保存機能を持つモデルもあり、選択肢は非常に豊富です。
しかし、市販モデルの多くは『記録するだけ』で、事故時に録画映像を自分で取り出して提出する必要があります。記録ができていても、対応の遅れや不備がトラブルにつながるケースも少なくありません。
その点、保険会社のドライブレコーダー特約には、事故時の自動通報機能に加えて、専用の事故対応センターがリアルタイムで支援してくれるサービスが含まれています。
例えば、「事故発生→自動通報→オペレーターが状況を確認→保険手続きの開始」までが、自動でスムーズに連携される仕組みになっているのです。
比較③|事故時の“安心感”、ここまで違うとは!
いざ事故が起きたとき、ドライバーが本当に必要とするのは**「記録」だけでなく「支援」**です。
市販のドライブレコーダーでは、事故後の対応は基本的に自己責任。警察や保険会社への連絡、映像の保存・提出など、すべて自分で行う必要があります。動画のデータ容量が大きいのでメール等でのやり取りには注意が必要です。
その点、保険会社の特約ドラレコは、事故の瞬間に自動通報&必要であれば救急車の手配までしてくれるため、ドライバーは安心して対応を任せられます。
「その場での対応力」に差が出ることこそが、保険会社のドラレコが選ばれる理由のひとつです。
また、事故とは直接関係ありませんが、あおり運転に遭遇した時にボタン一つで警察に通報もしてるのもポイントの一つです。
まとめ|市販と保険のドラレコ、あなたに合うのはどっち?
ここまで、市販ドライブレコーダーと保険会社の特約型ドライブレコーダーを【価格】【機能】【安心感】の3つの視点で比較してきました。
両者にはそれぞれの強みがあります。
✅ 市販ドラレコが向いている人
- 初期費用を抑えたい
- 自分で取り付けや操作ができる
- 日常的に機能を使いこなせる方
✅ 保険特約ドラレコが向いている人
- 事故時の安心感を重視したい
- 自動通報やサポートを活用したい
- 保険との連携でトラブルを最小限にしたい
- あおり運転に遭遇した時にも対応してほしい
特に、「もしものとき、冷静に対応できるか不安」「家族にも安心して運転してほしい」という方には、保険特約型のドライブレコーダーが最適な選択肢かもしれません。

ドライブレコーダーは“記録する”だけでなく、“守ってくれる”存在へ。
あなたにぴったりの1台を、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか?