保険料控除証明書とは?なくしたらどうなる?
年末調整や確定申告の時期になると、保険会社から届く「保険料控除証明書」。
これは、支払った保険料の一部を所得から控除するために必要な重要書類です。
会社員の場合は年末調整で、個人事業主の場合は確定申告で提出します。
対象となる主な保険は以下の4種類です。
- 地震保険
- 一般生命保険
- 介護医療保険
- 個人年金保険
これらの証明書を提出しない場合、原則として控除を受けることができません。


保険料控除証明書をなくしたときの基本的な対処法
まずは電子データを確認
近年は紙の郵送に代わって、マイページやアプリでの電子交付が主流です。以下を確認してみましょう。
- 保険会社のマイページ・アプリにログイン
- 登録メール(迷惑メール含む)に電子交付通知が届いていないか確認
- スマホアプリの「書類」や「お知らせ」欄をチェック
PDF形式で証明書をダウンロードできれば、そのまま印刷して提出可能です。
見つからない場合は再発行を依頼
電子交付データが確認できない場合は、保険会社に再発行を申請しましょう。
申請に必要な情報(契約者名・住所・生年月日など)を準備し、公式サイトまたはコールセンターで依頼します。
- 再発行書類は、通常5〜7営業日ほどで郵送されます。
- 年末調整時期は混み合うため、早めの手続きが安心です。
保険会社別の再発行手続き方法
多くの保険会社では、インターネットまたは電話で簡単に再発行できます。
ここでは、主な保険会社の流れと、弊社ご契約者の皆様向けの受付サービスをご紹介します。
保険会社での再発行方法
- 契約者マイページで申請フォームから依頼
- コールセンターへの電話で申請
- 一部旧契約は書面申請が必要
再発行後は登録住所へ郵送されます。
電子交付を設定している場合は、即日PDF発行されるケースもあります。
弊社ご契約者様向けの再発行受付サービス
三井住友海上火災保険
地震保険料控除証明書 再発行インターネット受付
- パソコン・スマートフォンに対応
- 再発行書類は3〜5営業日で郵送
三井住友海上あいおい生命保険
生命保険料控除証明書 自動再発行専用ダイヤル
☎ 0120-321-639
- 自動音声案内で24時間受付(※メンテナンス時間を除く)
どちらも無料で手続きでき、年末調整前の再発行にも迅速に対応しています。
再発行が間に合わないときの対応と注意点
勤務先提出期限に証明書が間に合わない場合は、一旦控除なしで提出しても構いません。
その後、確定申告期間(翌年2月16日〜3月15日)に控除証明書を添付して申告すれば、還付申告(払いすぎた税金の返還)が可能です。
注)原則として、保険料控除証明書以外(領収書・保険証券など)では控除は認められません。
まとめ:紛失しても再発行と電子化で安心!
- 保険料控除証明書は再発行・電子交付が可能
- 年末調整に間に合わなくても確定申告や更正の請求で控除可能
締切近くになると混雑するので、早目の対応をおすすめします。





